2009年9月23日水曜日

robocopy:ROBOCOPY を使ってファイルをコピーする

ROBOCOPY を使ってファイルをコピーする

「ROBOCOPY」コマンドは、リソースキットに付属している強力なコピーコマンド。
このコマンドの大きな特徴は、ファイルやディレクトリの「ミラーコピー」を可能にすることです。つまり、コピー元とコピー先のファイルやディレクトリを「同期」させることが可能になる。

* /S : 【空でないディレクトリ、サブディレクトリをコピーする】
* /E : 【ディレクトリが空でもすべてのディレクトリとサブディレクトリをコピーする】
* /A+ : 【 : [R | S | H | A] で、いずれかの属性を設定する】
* /A- : 【 : [R | S | H | A] とすると、いずれかの属性を解除する】
* /XA : 【指定した属性のファイルを除外する】
* /A : 【バックアップファイル属性(アーカイブビット)のついているファイルだけをコピーする。ただし、コピー先でもアーカイブビットを解除しない】
* /M : 【/A-と同じ。こちらの方は、コピー先でアーカイブビットを解除する】
* /XF : 【この後にファイル名を指定すると、このファイルを処理の対象から除外する】
* /XD : 【この後にディレクトリ名を指定すると、指定されたディレクトリを処理の対象から除外する】
* /XC : 【変更されたファイルを処理の対象から除外する】
* /XN : 【コピー元より新しいファイルを処理の対象から除外する】
* /XO : 【コピー元より古いファイルを処理の対象から除外する】
* /XX : 【コピー先にだけ存在するファイルを処理の対象から除外する】
* /XL : 【コピー元にだけ存在するファイルを処理の対象から除外する】
* /R : 【この後に「:n」(nは数字)で再試行回数を指示する (デフォルトは100万回!)】
* /W : 【この後に「:n」(nは数字)で再試行の時間間隔を指示する (デフォルトは30秒)】
* /REG : 【/Rと/Wの指定内容を新しいデフォルト値として設定する】
* /MOVE : 【ファイルを移動させる】
* /PURGE : 【コピー先にしか存在しないファイルを削除する】

このほか、/T (タイムスタンプを設定)、/X (コピー先にだけ存在するファイルを報告)、/V (レポートの出力)、/L (レポートのみを作成)、/IS (同一のファイルを処理の対象に含める)などのスイッチも用意されています。 ROBOCOPYコマンドを使用すると、ROBOCOPYは処理に先立ち、コピー元とコピー先のファイルの状態を調べて以下のようなグループごとにファイルを分類する。

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