I/O構成および設計
データ・ブロック・サイズの選択
8KBのブロック・サイズはほとんどのシステムにとって最適です。ただし、OLTPシステムではより小さなブロック・サイズを、DSSシステムではより大きなブロック・サイズを使用することがあります。この項では、最適なパフォーマンスを得るためにデータベース・ブロック・サイズを選択するときの考慮事項を説明します。
注意:
管理性の問題があるため、単一データベース・インスタンスでの複数のブロック・サイズの使用はお薦めしません。
読込み
データのサイズとは関係なく、目標は必要なデータを取り出すために必要な読込み回数を最小にすることです。
* 行が小さく、アクセスがきわめてランダムな場合は、小さなブロック・サイズを選択します。
* 行が小さく、アクセスがきわめて順次である場合は、大きなブロック・サイズを選択します。
* 行が小さく、アクセスがランダムかつ順次である場合は、大きなブロック・サイズを選択するのが有効です。
* 行が大きい(たとえば、ラージ・オブジェクト(LOB)データが含まれている)場合は、大きなブロック・サイズを選択します。
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